くまの書評ブログ【すべての書籍は血肉縁】

“血”となり“肉”となり、人々の“縁”となる読書の素晴らしさを、野獣目線で呟いていきます。

自分の中の今年最大のヒット漫画【岡崎に捧ぐ】



 著者は1985年生まれ。
 僕も1985年生まれ。

 そのくらいの年代の人ならこの漫画に載っているホビーや“小学校生活あるある”はどストライクだ。

「あ~あ~やったなあこれ」

 何度も何度もそう思った。

 しかも、当時流行ったゲームや音楽等もそうだが、ダイクマとかれんらくもうとかいう名詞がでてくるところもまた時代を感じる要素だったり……


 しかし、せっかく週刊少年ジャンプの話題を出した回もあるのに、ドラゴンボールスラムダンクといった有名漫画でなく、COOLとか仏ゾーンとか……名チョイスすぎだろ(まあ著者が小学6年生の頃は有名漫画が相次いで終了しジャンプ暗黒時代が訪れていたことも関係しているのかもしれないが)。
 これらの漫画の作者が後にテニスの王子さまやシャーマンキングといったヒット作を飛ばすとか、そういったフォローも解説もないところにも潔さを感じる。

 ゲーセンの話題をまるまる一話出したはいいが、それにしては当時大流行した対戦格闘ゲームというコンテンツの話題が全く出てないのは何故?それはわりと最近、某人気漫画がゲーム会社から著作権侵害で訴えられたという背景があったから――と邪推してしまう。いや、単純に作者が興味なかっただけかな……。


 あと、「ディグダディグダ、ダグダグダグ」って、あれ一度聞いたら一生忘れられないよね……そのくらいの影響力持ってたアニメが多かったことの示唆にもなる。


 ともあれ、この、主人公(作者)と親友岡崎さんが織り成す友情&遊びをテーマにした記憶の物語。30代、もしくはギリギリ20代ホイホイなとびきりの名作です。


 今Webで掲載されているこの漫画の続きもはやく書籍化してほしい(と、思って今調べたら今月の25日に2巻が発売!よっしゃ!)。もちろんモニター越しに見てもいいのだが、こういった作品は、やはり当時のことを思い返すことが出来るという要素が重要なだけに、デジタルでなくアナログでみると面白さが倍増する、と個人的には思ったりする。
 やっぱり紙媒体最高!(←こんなブログ書き荒らしてる身分で何をほざく……)

 当時の漫画やアニメなどのホビー、特にテレビゲーム(最近は日本でもこうではなく、ビデオゲームという機会が増えてしまった)が好きだった、という人は是非読んでみて下さい。ただし電車の中で読むのはお勧めしません。ギャグマンガとは違う形でニヤニヤがこみ上げてしまうから。