くまの書評ブログ【すべての書籍は血肉縁】

“血”となり“肉”となり、人々の“縁”となる読書の素晴らしさを、野獣目線で呟いていきます。

風邪で熱が酷く気分が最悪な時に敢えて自己啓発本を読んでみる

 注意!

 本記事は敢えて体調の悪い時の今の自分の心をいじめることによって、完全にネタのつもりで身体を張って書いています。面白半分で書かれた記事なので、真面目にこの本の内容を知りたかったり、嘘や演技であっても他人への誹謗中傷及び自暴自棄な書き方に不快を感じる人は、ご注意下さいませ。

 選んだのが、【自分をもっと深く掘れ!】 新渡戸稲造・著作

 

 

 

内容


第1章:ひとりよがりの生き方を辞める

 

「ひとりよがりを辞めるだと?
クソッタレ、人間はもともとひとりよがりな生き物だろうが。自分の長所を生かすも何も、世の中はそんな自分の長所ばかり生かせるお膳立てが用意されるほど甘く出来てないんだ。その証拠にオレは今こうして風邪をひいてダウンしているじゃないか。こんな本に書かれてある通りに頑張ったらたちまち悪化させて死んじまう」

 

第2章:苦労が顔に出ない人の「厚み」 

 

「ふざけるな! 毎日の仕事や生活に忙しくてこんな高熱を出しても苦労を顔に出すな、だと? チアフルに生きるなどと書いてはいるが、常にそんな強くいられるほど人間はタフな生き物じゃない。なのにこの本は傲慢だ。そんな心の弱さや隙を見せてはいけないなどと決めつける傲慢な本だ」

 

第3章:自分を大きくする怒り、小さくする怒り

 

「怒りに大きいも小さいもあるか! 人間は感情の生き物だ。怒りというものがあって初めて人間らしいと言えるんだ! ましてやこんな今のオレみたいに体調の悪い時くらいイライラすることの何が悪いんだ! 自分が大きいとか小さいとかそんなの知ったこっちゃない! ただオレは今、病気が治ってほしいだけなんだ!」 

 

第4章:「誠実さ」は二つとない財産  

 

「おう、誠実さ、と来たか。ああ、確かに普段のオレもそうやって自分が誠実でありたいといつも思っているよ。だがな、人間結局自分が一番可愛いんだ。オレだけじゃない。オレ以上に誠実さを持っている人間だって、それを上手く表現出来ない人だっているんだ。アンタはそんなちょっと声が小さい人に対してまでネチネチ鬼の首を取ったかのように虐めるのか? そんなアンタこそ、誠実だと言えるのか? ああ旧5000円札さんよォ!」

 

第5章:新渡戸流・人のこころを確実につかむ方法

 

「バカにするのもいい加減にしやがれ。人のこころを確実につかむだと? そんな簡単な人のこころという尊いものを、手玉に取れるような書き方をしやがって、何様のつもりだ? 少なくともオレは、アンタが5000円札だった時に少しだけ心を奪われてはいたが、それは金に対してであってアンタにではない。結局、諭吉や漱石に比べれば、紙幣の肖像にならなければ知名度も低いアンタだったんだから、説得力がないな」

 

第6章:小さい自分を捨てて「本道」を行く

 

「小さく生きることの何が悪いんだ? じゃあこうしてオレが今寝込んでいるのもただ小さくうずくまっているだけだというのか? 書いてある中身も酷いもんだ。頭でっかちだって楽しめる時はあるんだ。「どうしても譲れない一線を持て」だと? おうそうか。だったらオレにとってどうしても譲れない一線は、アンタみたいは偉そうな人間に自分を安売りしないということだ。そしてまた病気が治ったらバリバリ仕事をする。ほら、小さい自分を捨ててやったぞ。文句あっか?」 

 

第7章:いい人生をつくる「感性の力」 

 

「これもまた内容がひとりよがりだ。『色メガネを外し“本物”を見る』だの『頭の働かせどころを知る』だの。そんな命令されたところでいい人生が送れる保証があるのか? そこまで人生を知っている人間が、オレのような小物一人の心にも響かなくなっているようじゃ、教授や大学長が聞いて呆れるわ」

 

第8章:代役のきかない人になれ

 

「人はお互い助け合っていきる、それはよくわかる。だが、代役がきかないとか、そんな極論で世の中が上手く回るのかと思っているとしたら、やはりアンタこそただの頭でっかちだ。その他にも存在感のない人生だとか、人の長所を盗めだとか、当たり前のことしか言ってない。そんなアンタこそ、代役が効くくらいのしがない人間にだな。実際に今のアンタは樋口一葉肖像画の役割を取られてしまっているがな(笑)」

 

第9章:自分を磨く材料はどこにでも

 

「この章は本当笑うしかないな、こんなこと言ってら。『他人のアラ探しは自分を惨めにする』『相手の中に“自分の嫌なところ”を探していないか』。それをしているのはそれこそ、こう言った自己啓発本を書くアンタみたいな人間だろ。早い話、所詮アンタの本なんてそんなもんなんだよ。克己だとか人望を得るだとか偉そうな能弁ばかり垂れて、結局アンタがアンタ自身をどのように磨いているかちっとも書かれていない。お笑いぐさだぜ」

 

第10章:自分に甘いから「泣き言」が出る

 

「よくぞほざいたな。泣かない奴や弱音を吐かない人間がいるとでもいうのか。そんな奴がもし仮にいるとしたら、まさに、人間つまり他人の痛みを知らない血も涙もない鬼畜だ。そんな当たり前のことを無視して訓戒を垂れるとは、アンタがそこまで偉い人間には、ちっとも見えないんですがねぇ(苦笑)」

 

第11章:「人間学」に通じる人のこころ配り

 

「こころ配り、という視点はいいところに目をつけていると思うが、如何せん例によって内容が浅すぎる。『相手の立場に立ってものを考える』だとか『心中の小悪魔を退治する』だとか。人間は常に戦わなきゃいけない生き物であって、そんなことアンタみたいな人間に言われなくたって、みんな経験則で学んで、一生懸命生きているんだよ。そんなことも知らずに薄っぺらなことしか言えないんじゃ、実はアンタみたいな自己啓発本を書く人間が一番間かヌケていた、という事実に他ならないな。全く、可笑しくて泣けてくるぜ」

  

第12章:自分でとことん満足のいく人生を

 

 

「残酷なこの世の中は、みんながみんな最初から最後まで幸せに生きて死を迎えるなんてありえねえんだよ。まるでこの本を取ったあなたは選ばれた人間です、とでも言いたげだな。あーもう嫌だ嫌だ。生きている内には、頑張りたくても頑張れない人やそういう環境に置かれる理不尽なことだってあるのによ。そういうこともわからない、と言うか、見て見ぬ振りしている人間が、こんな自己啓発本を書くような浅はかな人間のことなんだろうな。
もう疲れたわ。寝よ寝よ」


 結論

自己啓発本は健康かつ元気でやる気のある時に読みましょう。で、ないと、この本のような名著であっても、ワケわからないほどに自分を見失ったり、内容が全然ちゃんと通じなかったりします(笑)

 

 おしまい